末木内科医院|山梨県甲府市の一般内科・消化器内科・血液内科

アンチエイジングについて

・内臓脂肪測定CT(自費検査)

単純CT(造影剤を使用しないCT検査)による臍部(おへそ)の位置での1撮影で皮下脂肪と内臓脂肪を測定します。多くの健康診断は肥満かどうかを評価するのに、BMIや腹囲(おなかまわり)、体脂肪率を用いることが多いです。しかし、同じ体重の人は筋肉量に違いがあっても同じBMIになってしまいますし、腹囲も体格の影響を受けやすいです。そのため実際の内臓脂肪の評価はCTでおこないます。内臓脂肪面積が100㎠を超えてくると、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)のリスクが高くなり、さらには生活習慣病がある場合には心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化性疾患の発生率が上がることが分かっています。お腹周りの気になる方は現在の腹囲と合わせて正確な内臓脂肪量の評価を受けてみてください。

検査希望の方は院長・副院長どちらかの診察を予約してください。検査が混みあっていなければ受診当日検査可能です。

CT装置を使用した検査となるため、妊娠中の方はお受けいただけません。

被ばく量は胸のレントゲン2方向(正面と側面と2回撮影)で0.18mSv(ミリシーベルト)、胸部CTが1.2mSv、胃バリウム検査が3.3mSv程度ですが、内臓脂肪測定の被ばく量は0.2mSvとほぼ胸のレントゲンと同等の線量で検査ができます。

検査の際にはお腹周りにベルトやチャック等の金属がない服装でお越しください。

 

・骨密度検査(DEXA法)

DEXA法を用いた腰椎と大腿骨を評価する骨密度測定です。日本骨粗鬆症学会においても骨粗鬆症の診断にはDEXA法で腰椎および大腿骨の骨密度を評価することが推奨されています。女性は40歳超えたら1度は評価しておきたい項目です。X線を用いての評価となるため妊娠中の方はお受けいただけません。被ばく量としては胸のレントゲン撮影と同じ程度となります。また、腰椎に強い変形のある方、骨折が多数ある方、腹部大動脈に石灰化があるとわかっている方、両方の股関節に手術歴のある方は評価が難しくなります。

すでに骨粗鬆症の診断をお受けになっている方や健康診断で再検査となっている方は保険適応での検査となります。検査をご希望の方は副院長外来を予約してください。検査が混みあっていなければ受診当日検査可能です。検査の際にはお腹周り、腰・股関節回りにベルトやチャック等の金属がない服装でお越しください。

 

・アンチエイジングのための血液検査(自費検査)

バランスを保っておきたい鉄、銅、亜鉛、ビタミンD、脂肪酸4分画、甲状腺ホルモンなどの項目を集めた血液検査です。昨今では多くの方がビタミンD不足であることや、食生活の乱れにより体の炎症を進めるω6脂肪酸が高いことが問題視されています。今の状態を評価し、生活習慣の見直しにお役立てください。

抗加齢医学(アンチエイジング)の専門医ももつ副院長は予防医学にも力を入れています。

検査をご希望の方は副院長外来を予約してください。検査は空腹での検査が推奨されますのでできるだけ早い時間での来院をお勧めします。結果は祝日のない週であれば1週間程度で得られます。

 

・ビタミンB1補充注射(にんにく注射)

(初回1800円(通常量投与)、2回目以降の通常量は1500円、2倍量は2000円、再診料はかかりません)

ビタミンB1(チアミン)は体の酵素の働きを助ける補酵素として必要な栄養素です。体の細胞の中でブドウ糖を代謝する際に使われたり、神経の保護作用、ストレス緩和、肩こりなどに効果があるとされています。投与の際にんにくのようなにおいがすることからにんにく注射と呼ばれることが多いです。ビタミンB1はバランスの良い食事で十分摂取できますが、お酒を多く飲まれる方、偏食のある方などにはお勧めの内容です。副院長外来を予約してください。一般的には静脈注射ですが投与の際に血管痛が生じることがあるので、当院では点滴で投与します。所要時間は10分程度となります。

 

・グルタチオン点滴(白玉点滴)2200円

グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンからなるトリペプチドで肝斑や炎症後の色素沈着に効果があるとされ白玉点滴と呼ばれています。600㎎を点滴で投与します。所要時間は10分程度です。

 

 

そのほかの予防医学・アンチエイジングの検査については現在準備中です。もうしばらくお待ちください。

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